2025年7月1日、「BOTANIST(ボタニスト)」から夏限定品「フレグランスコレクション フルーツトマト&ローズマリーの香り」が発売されます。

情報をいただいた瞬間から「トマトの香り…想像つかない!」とソワソワしてしまったので、編集部に送られてきた実物を使ってみました。

甘いの?赤いの?酸っぱいの? 気になる香りをレビューします!

【トマトオイルが配合されているらしい】

ご紹介する商品「フレグランスコレクション フルーツトマト&ローズマリーの香り」は、「植物と共に生きる」という「ボタニスト」のブランドコンセプトに基づいて展開されている季節ごとの植物をテーマにした限定品。


パッケージもほんのりトマト色で可愛い。シリーズ共通成分として、実際にトマトオイル(トマト種子油)が配合されているとのこと。香りは “晴れた日の朝のガーデンで、甘いトマトを摘んだ瞬間” から着想を得ているそうです。

【トマトと聞いて想像する香りとは違う】

なんとなく「みずみずしい緑の中にほんのり甘さがある香り」をイメージしつつ、まずはシャンプーから使ってみました。すると予想と全然違い、かなりフルーティーな香りがしてびっくり!


どちらかというと甘さが強く、でも絶妙に青さも同居した、個人的にはイチジクを思い起こすような香りです。これは、かなり好み!……ではありますが、トマトかと言われると???

リリースにも「トマトと聞いて最初に想像するものとは違っているかもしれません」と書かれていたのですが、実際かなり違っていました。

ところが、続いてコンディショナーを使うと今度はシャンプーと全然違う! こちらはより青っぽさが際立っていて、トマトと聞いてイメージするならこちらのほうが近いです。


香りの構成に差はないはずなのですが、少なくとも私が何度か使用した限りでは、シャンプーのほうが甘くコンディショナーのほうが青く感じられました。

【洗い上がりはほのかに香る程度】

乾かしたあとの髪の匂いは、ほぼ残らず。甘さを抑えた落ち着いた香りがほんのり残る程度です。


夫にも確認してもらったのですが「何の香りかと言われてもあまり分からないが、自分が使うとしても抵抗がない、普通にいい香り」と言っていました。

【香りの変化はたしかにありそう】

実際の香りの構成は、公式情報によると以下のとおりです。

・トップ(泡立て・塗布直後):ベルガモット、トマトリーフ、ローズマリー、バジル、カシス
・ミドル(洗い流し時):トマト、ローズ、ミュゲ
・ラスト(ドライ後):ウッディ

こうしてみると、たしかに香りの変化はあったように思います。シャンプーとコンディショナーで違うと感じたのも、洗い始めはベルガモットやカシスのフルーツ感が際立って、コンディショナーをなじませているときはトマトやミュゲの青さが強く出るからかもしれません。

【いろんな意味で意外性があった】

ボタニスト「フレグランスコレクション フルーツトマト&ローズマリーの香り」は、ボタニカルシャンプー・トリートメント(スムース/モイスト)がそれぞれ1540円。

ボディーケアも含めた全9商品が7月1日より公式オンラインストア、各ECモール、全国のドラッグストア・バラエティショップ(一部店舗除く)にて順次発売です。

ちなみに私はアロマオイルが好きでよく使うのですが、洗い始めから乾かしたあとまで、バジルやローズマリーの香りはあまり主張を感じませんでした。

香りをどう感じるかは人それぞれな部分がかなりあるので難しいですが、ハーブの持つさわやかを求めて使うと少し物足りないかも。でも裏を返せば個性が強すぎないので、どんな人でも心地よく使えそうです。

甘すぎず青すぎず、意外性のある香りで使うたびにちょっと楽しいシャンプー&コンディショナー。この夏限定とのことなので、気になる方はぜひお試しあれ!

参考リンク:and HabitプレスリリースAmazon楽天市場
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch