2024年2月にローンチした美容家電ブランド「Brighte(ブライト)」から、 2025年3月28日に次世代型ドライヤー「SHOWER DRYER(以下、シャワードライヤー)」が発売されました。
この製品のウリは “乾くのに、乾かない”……どゆこと!? なんでもミストセラムが搭載されていて、大風量で素早く乾くのに髪は潤うらしいのです。
実物を編集部に提供していただいたので2週間ほどじっくり使ってみました!
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【佐々木希さんのうるツヤ髪になれるのか!?】
新商品発表会では、ブランドアンバサダーとして佐々木希さんが登壇。髪が遠目にもわかるほどうるツヤだ……!
「シャワードライヤー」は超高速モーターで速乾を実現しているほか、遠赤外線効果で髪を芯から乾燥させ、うねりなどを防いでくれるそう。開発者による機能面の説明のあとはヘアドライの実演もありました。
展示ブースで実物を手に取ってみると、シャワーヘッドのような形でサイズはわりと大きい。けれど、見た目に反して軽い!
気になるミストセラムには髪を補修する成分が含まれているみたい。詰替式のカートリッジとなっていて、ボタンを押すと1回につき約2分間ミストが出るそう。毎日2分間使い続けて、カートリッジは約2カ月持つとのことで、意外と長持ち。
【2週間使いまくってみた感想】
その日から「シャワードライヤー」を使ってみることに。開封すると、アタッチメントも同梱されていました。
ひとつは風を広げるブーストアタッチメント、もうひとつが仕上げに使うブラシ状のストレートアタッチメント。どちらもマグネット式で着脱は簡単なのですが、結論からいうと私はこのアタッチメントは全然使いませんでした。理由は後述します。
ミストセラムのカートリッジは、本体上部の側面に差込口があります。差し込むと自然にカチッとはまってくれました。全体的に「取り付け・取り外しが簡単」というのはかなり好印象!
ボタンは3つあり、上からミストセラム・温度(低・中・高・冷の4段階)・電源/風量(風量は弱・中・強の3段階)。電源オン・オフは長押しです。
本体のサイズはやっぱり大きく感じるんですが、やはり重さはあまり気になりません。というのも、この特徴的なかたちのおかげで腕を閉じたまま使えて、かなりラクなんです。動画とか見ながらぼんやり持っていても疲れないし、圧倒的風量で本当に早く髪が乾きます。
一般的なドライヤーってノズルが前に長い分、腕をなるべく頭から離して構えないといけませんが、それが結構負担になっていたんだとわかりました。
そしてこれは私だけかもしれないのですが、秘密兵器を使ってる感があって髪を乾かすのが毎日ちょっと楽しみです(笑)。
髪への影響については、正直に答えると「めちゃくちゃ潤った!」というほどの劇的な変化にはいまだ至らず。ただ、シャンプー&トリートメントを変えていなくてもドライヤー後にまとまりやすさは感じるようになっています。
これまでのヘアケアレビューでもお伝えしているとおり、私の髪は部分的なブリーチをくり返しているほか年齢的な問題もあり、うねりやパサツキが出やすい方。それでも髪を乾かしてとかすとバサッと広がらなくなったのは嬉しい!
あと、アホ毛が出にくくなった気がしました。
【気になった4つのポイント】
いっぽう使っていて気になったこともありました。
ひとつめは、一般的なものより音が大きいように感じました。これは風量の強さに関係しているかも。
ふたつめは、風量や温度の切り替えについて。一般的なドライヤーは「弱→中→強→弱…」とループするものが多いと思いますが、こちらは「弱→中→強→中…」と戻っていきます。また、自動で風量や温度を調整してくれる機能は備わっていません。
みっつめ、ミストセラムを使うのに適した温度・風量がわからないこと。説明書には「髪が半分乾いたところでミストセラムをオンにする」とあるのですが、温度や風量については書かれていません。
よっつめが、先述したアタッチメント。ブラシ状のものは、髪をとかしているとポロッと外れてしまうことが多かった……はめる向きなど気をつけたつもりでしたがなかなか上手くいかず。ブーストは、つけなくても風量を十分に感じるという意味で使う機会がなかったです。
慣れれば解消されそうなことなのですが気になった4つのポイントでした。
【高価格ドライヤーの購入を検討している人に】
Brighte「シャワードライヤー」は3万9600円(税込み)。高価格帯ドライヤーではありますが、さまざまなテクノロジーが詰め込まれていて「ちょっといいドライヤーが欲しいな」と考えている人におすすめ。
ミストセラムの交換カートリッジについては2個セットで1980円(税込み)で、4ヶ月分のセラム代だと思えば良心的なお値段だと思いました。ご説明しきれないほどの技術が詰め込まれた製品ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
参考リンク:Brighte、楽天市場
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch
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